私は今回大学のプログラムに参加し、中国人学生と交流をしました。
日中混合グループでオリエンテーリングをしたり、懇親会をしたりと普段の大学生活とは違った刺激的で楽しい経験ができました。コミュニケーションを取る中で言葉の重要性を感じる一方、言葉は不自由でも相手をもっと理解したいという気持ちがあれば、互いの距離を縮めることができると肌で感じ、言葉よりも気持ちの方が大切なのだと思いました。
最近、報道等で日中関係の悪化が取りざたされていますが、今回の様に少しでも中国人と接点があり友達がいれば、その様な報道の影響を受けにくいのではないでしょうか。個人と個人の交流は最初は小さな繋がりでしかないかもしれませんが、やがて日中の関係改善や相互理解に繋がっていくのだと信じてこれからも続けていきたいです。また、今は中国に関心の無い人達にも関心を持ってもらいたいと思います。
(文学研究科博士前期課程中国学専攻 石橋知佳)